【iOSアプリ】『Evernote Scannable』を使ってみました。
ライブでもらってくるフライヤー、またちょこっと記事のためだけに買った雑誌の数々。ネット上でPDFや電子書籍化がだいぶ進んで来たとはいえ、まだまだ紙モノの情報はたくさん…放っとけばすぐに部屋にあふれてしまいます。
コレまでもフラットベッド型やポータブルドキュメント型など、スキャニングしてデジタルデータ化を進めてはきたのですが、なかなか追いつかない毎日。結局あきらめて捨てられてしまうものも多いわけで…(^-^;)
そんな中、目に飛び込んで来た新iOSアプリ、先日Evernoteより発表された『Scannable』の紹介記事。
Scannable: Evernote の新しいモバイル用スキャンアプリ - Evernote日本語版ブログ
何でも、カメラをかざすだけで自動的に書類を認識、さらに撮影まで行ってくれるという!一番手っ取り早い電子化の方法『デジカメで撮る』…このアプリなら楽なのかなぁと、早速インストールして試してみました。
iTunes store:Evernote Scannable
https://itunes.apple.com/jp/app/evernote-scannable/id883338188?ls=1&mt=8
アプリを起動すると簡単な説明が表示され、すぐにスキャン画面へ。手近な(撮っても問題ない)書類を探してみると、こんなのがありました。
テーブルの上において早速スキャニング…ん、なかなか読み込みません。
というのも、まず「斜めってるのがダメ」で、なおかつ「書類と背景(この場合テーブル)のコントラストが大きくないとダメ」な様子。しかも「極端な台形」でもダメみたいです。なかなか難易度高い…。
フライヤーをまっすぐにして、できるだけ台形にならないようにして…ピタッと条件に当てはまると、スキャニング開始!
書類を認識するとこのように選択領域が表示され、クルクルと読み込み中の円が画面中央で回転し始めます。
読み込みが終わるとシャッター音が鳴り、自動的に撮影。画面下のエリアに放り込まれます。どんな感じでスキャニングされたかというと、…
…こんな感じです。うーん、情報として残しておくだけならいいかもしれませんが、クオリティはなかなか難しいレベルの代物です…(^-^;)
ここまでの行程、実はすべてiPad Airにて行っていました。試しに光学手ブレ補正付きカメラ搭載のiPhone6 plusで試してみました。さらに、今度は色付きのフライヤーです。
書面をまっすぐにして、極端な台形にならないように、なおかつ撮影者の影が入らないようにして…パシャリ。さて、結果は…
…あまり変わらない…?(^-^;)
内部データとして保存するときは、かなり極端なコントラスト変換が行われている様子。写真素材のスキャニングには一切向かない感じですね。
ちなみに写真(L版)はスキャニング対象として反応せず。手動撮影モードで取り込みましたが、やはり極端な画像に変換されてしまいました(あまりにヒドい結果になったHINAちゃんやYURIAちゃんは載せられません)。一番きれいに取り込めたのは「いわゆる社内回覧的なお知らせの様な」書類や、デザイン的要素の少ない名刺、でした…個人情報含まれているのでこちらも掲載できません。
撮影された画像は簡単なステップでEvernoteへ転送、またメールやメッセージに添付、あるいはiCloudへ保存…などなど可能です。とはいえ画像のクオリティを見てしまうと、日常のシーンで「データ保存撮影のために」使うのは…うーん…と思ってしまいます。ちょっと残念な結果でした。
いや、でももしかしたらやり方次第でもうちょっと使えるのかも知れません。
しばらくは書面ごとに他のカメラアプリと使い分けをしたり、名刺リーダーとして使ってみたり、…がんばってみます…。